イッセイミヤケ EDP 2025レビュー|
香水を選ぶときに、毎回迷うポイントがある。
「これ、職場につけていって大丈夫かな」
爽やかさと存在感を両立させるのが、思っているより難しい。軽すぎると物足りないし、主張が強すぎると周りに気を遣わせる。香水が苦手な人もいるし、でもいい匂いとも思われたい。そのあいだのちょうどいい一本を、ずっと探していた。
2025年6月に発売されたイッセイミヤケの「L’EAU D’ISSEY POUR HOMME Eau de Parfum」(以下、ロードゥイッセイ EDP)を今回、今回購入してみたのでレビューしてみる。
ロードゥイッセイ EDPってどんな香り?
海の深さをイメージした、アクアティック×ウッディの構成
この香水のコンセプトは「深海」。外から見えない、静かで豊かな海の内側からインスピレーションを得て作られたとのこと。
香りの構成はこうなっている。
- トップ:花椒(ホアジャオ)
- ミドル:バルサムファー アブソリュート
- ラスト:シダーウッド
- 香調:アクアティック ウッディ
トップに広がるのは、花椒のピリッとした涼しさ。スパイシーというより「冷涼感のある香り」。そこからミドルにかけてバルサムファーの緑っぽいニュアンスが重なり、最終的にシダーウッドが香りの芯を作る。
僕の嗅覚はそこまで繊細じゃないのですが、ノートの変化を細かく追うのは正直難しい。ただ、全体の流れとして「涼しさ→みずみずしさ→落ち着き」という変化は分かる。
ブルガリ プールオムを高校で使ってた人には刺さる
この香り、嗅いだ瞬間に「あ、どこかで知ってる感覚だ」と思った。しばらくして気づいたのが、高校のときプレゼントでもらって使っていたブルガリ プールオムとの近さだった。
あの爽やかで清潔感のある感じ、でもそれよりもう一段深みがある。同じ系統が好きな人には刺さると思う。同じ世代の人は結構使ってましたよね(笑)あとライジングウェーブとかライオンハート(懐)
実際に毎日つけてみた
職場での反応が想定以上だった
つけ始めた翌日、出勤したら同僚に「香水変えましたよね?なんかいい匂い」と言われた。強く主張した記憶はなかったので、少し意外だった。でもその「気づかれるか気づかれないかくらいの距離感」こそ、この香水の良さだと思う。
香りが飛んでくるのではなく、近づいたときにふわっと感じる。それが日常使いとしてちょうどいい。
夏の汗の上でも嫌な感じにならない
真夏に気になるのが、汗との混ざり方。香水によっては汗と混ざったときに「なんか変な臭い」になるものがある。
ロードゥイッセイ EDPは、92%天然由来・100%植物由来アルコール(ビートルート)という素材ベースのおかげか、汗をかいても嫌なくささが出なかった。ジム帰りに残り香がある状態でシャワーを浴びる前も、「そこまで不快じゃないな」と感じたのは正直よかった。
持続時間は「中程度」くらい
つけた直後から2〜3時間が香りのピーク。その後は自分では気づきにくくなるが、夕方になっても「ほのかに残ってる」という感じだった。EDPの割には主張が穏やかなので、強い持続を期待している人は少し物足りないかもしれない。
正直なデメリットも書いておく
・価格が高め 40mLで1万円前後。日常使いとして毎日プッシュしていくと、消耗ペースが気になってくる。リフィル対応なのでそこは救いだが、ランニングコストは意識したほうがいい。
・主張は控えめ 「香水をつけてる感」を楽しみたい人には薄く感じるかもしれない。あくまで自分の近くに静かにある香り。存在感を強く出したい場面には向かない。
・冬は少し物足りないかも アクアティック系の軽さは夏に最大限活きる。秋は問題ないが、冬のコートの上から香らせたいシーンには少しパワー不足な印象。
商品スペックまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | L’EAU D’ISSEY POUR HOMME Eau de Parfum |
| ブランド | ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ) |
| 発売 | 2025年6月 |
| 香調 | アクアティック ウッディ |
| 素材 | 92%天然由来 / 植物由来アルコール(ビートルート) |
| 容量 | 40mL / 75mL / 125mL / 150mL(リフィル) |
| おすすめ季節 | 春・夏◎ 秋○ 冬△ |
こんな人に向いている
- 職場や日常使いできる清潔感のある香水を探している
- 爽やかさの中に少し深みやウッディ感がほしい
- 天然由来・植物ベースの素材を意識した香水を選びたい
- 香水初心者で、主張が強すぎないものから始めたい
- ブルガリ プールオム系が好きで、もう一段大人な香りに進みたい
こんな人には向いていないかも
- 香水をつけてる存在感をはっきり出したい人
- コスパ重視で日常消耗品として気軽に使いたい人
- 冬のアウターシーンでしっかり香らせたい人
まとめ

「控えめなのに、近づいたときに印象に残る」というのが、ロードゥイッセイ EDPを使って感じた。
リフィル対応なので、気に入ったら長く付き合っていける点も、ミニマルな選び方としてはアリだと思っている。キャップが木のデザインも可愛い。
今年の夏、香水をどうしようか迷っている人は一度試してみる価値はある。




