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【4DX×F1初体験レビュー】“迷った3,000円”がくれた没入120分──そして角田裕毅まで登場する“本気のF1映画”

t-san44

0.1秒のために命も巨額も賭ける――。
その狂気を、4DXの揺れと現役ドライバーたちが丸ごと運んでくる。


今日の “はじめて” リスト

  • 人生初のソロ映画館
  • 人生初の4DX 2D(料金3,000円)
  • 人生初のF1映画『F1』
    • 主演:ブラッド・ピット
    • エグゼクティブ・プロデューサー:ルイス・ハミルトン
    • カメオ出演:昨季のF1ドライバー全員+我らが角田裕毅!

3,000円のチケットをポチる指が一瞬止まったけれど――
エンドロールが流れた瞬間、「この迷いは必要経費だった」と確信した。


4DX 2D ―― “観る”を超えて “走る” に近づくシアター

  • シートの揺れ・振動・背面エアショット
  • 加速時に身体ごと引っ張られるG感覚
  • コーナリングでは座面が横滑りする“疑似スリックタイヤ”

水や香りの演出は無いが、視覚+体感=没入の公式が完成。
“映画”ではなく“模擬レース”に放り込まれた気分だった。


誰がステアリングを握ったの?

  • ブラッド・ピットと相棒役のダムソン・イドリスは、メルセデスがF2シャシーをベースに開発したAPXGPカーに自ら乗り込み、シルバーストンなど実際のGP週末で撮影。最高時速は180mph(約290km/h)に達したという。
  • 公式セッションに混ざったわけではなく、レースの合間や前後を貸し切って“本物のトラック”で走行・撮影した。
役割実情
ブラッド・ピット(ソニー・ヘイズ)メルセデス製の改造F2マシン「APXGPカー」を実走。
ダムソン・イドリス(若手相棒ジョシュ・ピアース役)同じく実車で走行。
現役ドライバー(角田裕毅・フェルスタッペンほか)レース週末の“隙間時間”にガチのGPコースでカメオ撮影。劇中は本人役で登場。
ルイス・ハミルトンEP兼テクニカルコンサル。脚本チェック/視点カメラ位置/ドライビング指導を担当。数カット本人も映る

あらすじ(ネタバレなし)

ピットが演じるソニー・ヘイズは「90年代に大クラッシュでF1を去った元有力ドライバー」が、引退後に電撃復帰。
若手エースとのバディ関係、チーム政治、そして勝利の裏に潜む葛藤――。
モータースポーツ経験者なら「分かる…」と苦笑い必至のリアルが散りばめられている。


F1の世界=狂気のバランス

0.1秒を削るために数十億円。
命のリスクすら「勝つためのコスト」として計算する――そんな**“合理性で割り切れない執念”**がF1の本質。
ハミルトンの監修と現役勢の存在感が、その“狂気と理性の境目”をスクリーンに刻み付けていた。


技術の粗? ハミルトン級の熱量で踏み潰せ

「そのピットストップは無理」「ライセンス・・・?」――分かる。
でも本作のコアは完璧な再現ではなく、“命を燃やす覚悟”
4DXの振動がそれを物理的に倍増させ、細部の矛盾は四輪で轢き潰していった。


“ひとり映画”という究極の贅沢

誰にも邪魔されず、揺れ・轟音・生き様を丸ごと受け止める――。
3,000円の投資で心拍数はレッドゾーン、モチベーションは翌日+50 hp。


今日の収穫メモ

体験コスト満足度
4DX 2D3,000円★★★★★
ソロ映画★★★★☆
現役ドライバーのカメオプライスレス★★★★★
ハミルトン監修のリアリティプライスレス★★★★★

スクリーンから溢れる“狂気のバランス”が、あなたの心拍数を上げ、次の挑戦へギアを入れる。
次の“初体験”は、あなたの番だ。

ちなみにブログのアイキャッチに使われているドリンクにヘルメットかぶっているやつは、ユナイテッド・シネマ限定らしい?


▼こんな人におすすめ

  • 4DX未体験の映画ファン
  • 角田裕毅・ハミルトン推し
  • かつて/今もモータースポーツに関わる人
  • 最近「胸が熱くなる瞬間」が足りていない人
  • ひとり時間で感情をフル充電したい人

迷った3,000円が翌日の原動力に変わる――。
そんな体験、あなたもぜひ。


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浪費家ミニマリストTさん
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浪費家ミニマリスト
「浪費家なのにミニマリスト?」 一見矛盾する生き方をするTさんが、トレーニング・美容・マネー管理で”イケてるアラフォー”を目指すブログ。ムダを楽しみつつ、本当に価値あるものを選ぶ生き方。
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