【レビュー】イッセイミヤケ新作香水「L’EAU D’ISSEY POUR HOMME EAU DE PARFUM」|夏に映える、静けさと緑をまとった香り

香水を選ぶとき、僕が大切にしているのは**“どうありたいか”を香りで表現できるか**どうか。
2025年6月に登場したイッセイミヤケの新作「L’EAU D’ISSEY POUR HOMME Eau de Parfum」は、
まさにそんな“理想の自分像”に寄り添ってくれる一本だった。
今年のイメージ香水はコイツに決まった。
目次
■ この香水の解説
海の神秘に着想を得た、アクアティック×ウッディの静かな冒険
この香水の着想源は、「外からは想像もつかないほど深く、美しい海」。
調香師ソフィー・ラベは、冒険家アレクシス・ローゼンフェルドが捉えた、
**冷たさと温かさ、質感と静けさが共存する“深海の世界”**からインスピレーションを受けたという。
そしてその世界観は、香りにも確かに宿っている。
香り構成と印象:ほんのり緑、爽やかで芯がある香り
- トップノート:花椒(ホアジャオ)
- ミドルノート:バルサムファー アブソリュート
- ラストノート:シダーウッド
- 香調:アクアティック ウッディ
トップに広がるのは、スパイシーで涼しげな花椒の刺激。
そこにふわりと重なるのが、ちょっと緑を感じさせる、清潔感のある空気感。
正直、嗅ぎ分けれるほど嗅覚はよくはないけれど、
高校生の時に使っていた「ブルガリ プールオム」に通じるような爽やかさがあり、
それでいてより深みのある大人な構成になっている。
ちなみにこの香水、めちゃ高くなってるな。
当時は3000〜4000円くらいで変えてプレゼントでもらった記憶があるのだが。
この香水、懐かしい
https://www.bulgari.com/ja-jp/product/42542
ミドル〜ラストにかけては、ウッディなシダーウッドが香りの芯を支え、軽やかなのに、どこか芯のある香りだと感じた。
■ これは日常使いに良いんじゃないか?
TPOを守れる「大人の香水」
僕がこの香水を“イメージパフューム”にする理由は、
キツすぎず、爽やかで、職場にもつけやすいこと。
・強く主張せず、あくまで“自分のまわりにだけ”静かに香る
・出勤前でも浮かない、むしろ清潔感を演出してくれる
・汗ばむ夏でも嫌味にならず、長時間心地よくまとえる
こういう香水こそ、大人の日常にフィットする。
そして僕は、TPOを大切にしながらも、自分らしさを忘れない“紳士的な男”でありたいと思っている。
“静けさの中にある強さ”が、自分の理想に重なった
この香りの奥には、ただの爽やかさだけではない、
「ちょっぴり爽やかな大人の色気」を感じさせる。
それが、僕がなりたい自分像にぴったりだった。
目立たないけど印象に残る。
派手じゃないけど存在感がある。
それでいて、周囲に自然に溶け込める。
自分でもフワッと良い香りがする時に、ため息がでてしまうほど。
■ 香水スペックまとめ
- 商品名:L’EAU D’ISSEY POUR HOMME Eau de Parfum
- ブランド:ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)
- 発売日:2025年6月
- 香調:アクアティック ウッディ
- 構成成分:92%天然由来。100%植物由来アルコール(ビートルート)使用
- 容量展開:40mL / 75mL / 125mL(本体)/150mL(リフィル)
- リフィル対応:◎
- おすすめ季節:◎春夏 / ◯秋 / △冬(軽やか)
■ 実際に1週間使ってみて…
- 香りの変化が穏やかで、気分の波を整えてくれる
- オフィスでも好印象。「香水変えました?めちゃ良い匂いですね!」って。
- ジム後や夜のリラックスタイムにも浮かない
- “香りをつける習慣”が心地よくなった一本
✔ この香水が向いてる人
- 夏でも快適にまとえる香水を探している
- 爽やかさの中に、品と芯のある香りが好き
- TPOを大切にしながら、香りで印象を整えたい
- 「ブルガリプールオムは好きだけど、もう少し深みが欲しい」と感じている人
- 香水初心者でも使いやすいナチュラル系を探している
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▶ まとめ:この夏、自分らしく整える香りを選ぼう
イッセイミヤケの「L’EAU D’ISSEY POUR HOMME Eau de Parfum」は、
ただの“爽やか系”ではない。
その奥に、緑の静けさと、海の深さを感じさせてくれる香り。
「控えめだけど魅力的」
「派手じゃないけど好印象」
そんな自分を目指す人にこそ、この香水は似合うと思う。
香りで自分を飾るのではなく、香りで自分を整える。
そんな選び方をしてみたいあなたに、この一本をおすすめしたい。
