MENU
Life

音楽が“効きすぎる”とき。トレーニングの熱を奪うのは、あのバラードだった。

t-san44

ジムに通ってもうじき3年。
会社終わりにジムへ行くことが、すっかり日常になった。

そのルーティンの中で、いつもそばにあるのが音楽

テンションを上げたいとき、集中したいとき、気持ちを整えたいとき。
音楽は、僕にとって感情のスイッチのような存在だ。

でもある日、ふと思った。

このスイッチ、逆にブレーキになってる時もあるかもしれないな


車内で男気全開、ジムでしんみり

僕の職場からジムまでは車で10分。
その間に聴くのは、UVERworldMAN WITH A MISSIONといった、気合が入る邦ロック。

「よし、今日もやったるぞ!」とエンジンとドラムの音に合わせて気分は最高潮。
ジムに到着した頃には、もう完全に戦闘モードだ。

ところが──

イヤホンをつけてランダム再生した途端、同じアーティストのバラードが流れてくる。

〜君の心に寄り添って🎶〜

・・・いや今は寄り添われたくない。
今はダンベルと闘いたいんだ。

気持ちのスイッチが切り替わってしまい、さっきまでの高揚感がスーッと冷めていく
音楽に“持っていかれる”とは、こういうことなんだと知った瞬間だった。

🎧 図解:音楽が集中を奪う理由と効果的な選び方

種類特徴集中力への影響補足
歌詞あり(邦楽)感情移入しやすい低下傾向(Cardiff大研究)言語処理に脳のリソースが奪われる
歌詞なし(インスト)音だけに集中できる向上BGMとして最適
高BPM(120〜140)心拍数・リズムを刺激向上(Karageorghis研究)筋トレやランに最適
バラード(低BPM)落ち着き・感傷を誘うパフォーマンス低下傾向熱が冷めやすくなる

🎧 出典: Cardiff大学(集中力と音楽に関する研究) Karageorghis博士(スポーツ心理学・BPMと運動パフォーマンス)

つまり、「好きだから選ぶ音」よりも、「目的に合った音」を選んだ方が、集中も気持ちも整うということ。


僕が選んだ“最適な音”のカタチ

そこから僕は、トレーニング用の音楽を歌詞なし中心のプレイリストに切り替えた。

歌詞がないと、言葉に気持ちを持っていかれない。
音と体だけに集中できる、ちょうどいい距離感が心地よい。

最近ではさらに一歩進んで、AIで自分専用のBGMを作ることにも挑戦中。

ジャンルやテンポを選ぶだけで、数分でジムにぴったりの曲が完成。
実際に使ってみると、これが驚くほど快適だった。

これ、Spotifyで流れてても気づかないかも…

そんな音が、無料で簡単に作れる時代に生きてるなんて。
ちょっと感動した。


音で1日を整える

朝の目覚めに流す静かなインスト。
日中の作業にはループ系のBGM。
夜は心をほぐすアンビエント。

音を「聴く」だけじゃなく、「選ぶ」ようになってから、気持ちの波も穏やかになった気がする。

音楽は、感情を操作できるほど強力なツール。
だからこそ、使い方を間違えると、集中も熱量も乱れてしまう。


まとめ|“今の自分”に合った音を選ぼう

  • 気合いを入れるにはアップテンポの音
  • 集中したいときは言葉のない音
  • 落ち着きたいなら静かなリズム

音楽はその場の自分に合ったものを選ぶことで、**習慣を支える“裏の主役”**になってくれる。

もし最近、気持ちが乗らない日が続いているなら──
それは、「音が合ってないだけ」かもしれない。


【あとがき】

この記事で触れた、AIでジム用音楽を作る方法については、いずれ詳しく紹介予定です。
気になる方は、そちらもチェックしてみてください。

それでは、また次の記事で!


ABOUT ME
浪費家ミニマリストTさん
浪費家ミニマリストTさん
浪費家ミニマリスト
「浪費家なのにミニマリスト?」 一見矛盾する生き方をするTさんが、トレーニング・美容・マネー管理で”イケてるアラフォー”を目指すブログ。ムダを楽しみつつ、本当に価値あるものを選ぶ生き方。
記事URLをコピーしました